●中間一貫校:私立 西大和学園の奇跡

 

1986年 創立当初は荒れた学校だったが、

わずか4年で東大合格者を輩出

8年目には5人、以降 徐々に増えていき、

2013年、東大・京大合格者数で111人となり、全国で3位となった

2015年の京大合格者数は、81人で日本一となった

生徒のほとんどが塾にも予備校にも通わず、

学校の勉強のみで難関大学の合格者が激増

 

●1クラス50人

公立高校の1クラスの全国平均36人に対し、西大和学園は50人

以前、1クラス30人にしてみたところ、

先生も生徒もアットホームになって成績が急激に落ちた

受験は個人戦だと思われるが、実は団体戦

人数を増やし競争心を高めている

 

●毎朝、6分間の小テスト

毎朝、ホームルームの前に必ず6分間の小テストを行う

その他にも毎週火曜日の放課後に前の週に習った復習テストが行われる

中間テストや定期テストではつまづいた子の発見が遅くなる

1週間で落ちこぼれを作らないようにしている

 

●中学2、3年生が受ける多読

中高一貫校ならでは、中学2年生から大学受験に向けて多読が始まる

多読とは、洋書をたくさん読む授業

図書室にある約5000冊の本から好きな本を選ぶ

表紙には単語数が書かれており、最初は単語数100の絵本からスタート

・分からない単語を辞書で調べるのは禁止、分からない単語は飛ばす

・面白くなかったら、その本をやめて、次の面白い本を探す

意味が分からなくても そのうち分かる

・CDで本と同じ内容をヒアリングしながら

読み進めるなどして、徐々に単語数を増やしていく

2年間で単語数7万7千語のハリーポッターを読める生徒もいるという

 

●英語教育に力を入れている

当初はすべての授業を英語にしようとしたが、受験に影響があると断念

体育、美術、音楽の授業はすべて英語

英語を話したり聞いたりする機会の少ないことを解消するために実施

 

●先生がiPadを使って授業

先生が黒板に書く、答案用紙を作る時間が省け、授業を前に進めるように

理科や社会では、資料集よりも詳しい画像を見せたり、

数学では解説を細かく載せて、後でチェックすることもできる

 

●グループワーク

数学では生徒同士で問題を解きあうグループワークを取り入れている

 

●高校2年生の夏までに高校3年生までの勉強を終わらせる

残りの1年半で受験勉強のために学校に通う

 

●課外活動

勉強以外の課外活動に力を入れたところ、さらに学力がアップした

農家に泊まり込みで農業を体験、アカウミガメの産卵観察、富士登山、

関西国際空港 税関、大学附属病院など

様々な職業を体験するキャリア教育、

カンボジアなどの成長著しいアジア諸国を訪れ、

現地の若者の息吹に触れさせるなど39もの課外活動が用意されている

中でも人気なのが、高校1、2年生が体験する東大サマープログラム

現役東大生や起業した東大OBと対話し、

自分の将来や東大に合格したい気持ちを高める

 

●親とのコミュニケーション

先生は放課後の4時から6時半まで生徒の相談を受ける

6時半以降、先生は親と電話で密なコミュニケーションを図る

生徒に問題あって連絡するわけではなく、

日頃頑張っていた時のタイミングで連絡しているという

こまめな親とのコミュニケーションが信頼を生む

親が学校に疑問を持つと、それが子供に乗り移り、

先生の言うことを聞かくなり、勉強もしなくなる

 

●先生のモチベーションを上げるために、細かな役職を設けた

普通の学校は、校長、教頭、学年主任くらいだが、

西大和学園は、進学統括室室長、特別講座対策部長、人権教育部長、総合教育部長、進学対策主任、生徒指導部長、国際教育部長、企画開発部長、電算部主任、機材開発主任など30以上の役職が用意されている

役職に就くと手当がつく

 

●高校2、3年生は夏休みがない

受験生は夏休み返上して、みな塾へ通う

塾に行くと学校の授業と重なってしまい、負担になってしまう

それであればと、塾に行かなくてもいいように

学校で1年間 計画的に授業を行った方が良いという考え

 

●7限まで

7限目に勉強が御売れている生徒のために毎日 補習授業を行う

7限目が終わっての下校時間は、18時半

(613)

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お金の達人:菅井敏之による

●1000万円 貯金できる子供に育てる方法

 

子供にはお金を残すのではなく、

お金の貯め方、管理の仕方、習慣を教えるべき

 

・月に一度 家族会議を開く

我が家の収支の状況を子供に見せる

簡単にモノをねだれないことを気付かせる

どうしても欲しい時、家族全員にアピールさせる

なぜ必要なのか?買った効果は?などのプレゼン能力を高める

 

・お店では誰が儲けているのか を教える

子供の将来の夢は、目に見える目立つ職業になりがち

子供の目には見えない経営者の存在を伝える必要がある

子供にお金を儲ける仕組みを教える

 

・学費は子供に現金で見せる

子供の学費は非常に大きいお金

入学資金、授業料など銀行から直接 振り込むと、

子供は金額の多い差を実感できない

学費を現金で見せてお金の価値を教える

 

・自分のお金は3つの項目でやりくりさせる

お金で破たんする人とは、お金のやりくりができない人

限られた中でお金を管理することは、小さい時から教えるべき

突然変異でキチンとお金を管理するなんてありえない

小遣い表としてお金の流れを3項目に分けて記録させる

1、必要なモノ→毎月 文房具など必要な支出

2、すぐに欲しいモノ→日々のやりくり

3、いつか欲しいモノ→貯金する習慣

 

・小遣いは人助けの対価としてあげる

子供だから無条件に小遣いをあげるのは、お金の本質ではない

お金は人が困っているのを発見し、

それを自分で解決して、そのご褒美としてもらえるもの

ビジネスに必要な考える力を育てる

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横峯吉文が考案したヨコミネ式教育法

ヨコミネ式教育法が子育ての悩みを解決

 

●ダダをこねて泣いたら無視しろ!

本人にとってはトラブルが発生した

そのトラブルを自分の力で解決させる

2歳でも泣きながら大人を観察しているので

泣いても無駄だと分からせる

 

●子供に失敗させろ!

子供は言葉で学ぶことはできない

子供は失敗からしか学べない

失敗は一番の学習の機会

 

●子供を「ちゃん付け」で呼ぶな!

いつまでも赤ちゃん扱いしない

みな寄ってたかって赤ちゃん扱いしている

赤ちゃん扱いすると赤ちゃんの域を脱してこない

赤ちゃん扱いは2歳まで

3歳になったら親も考えを切り替えないといけない

大人扱いすることで甘えない子供になる

 

●子育てとは、自立させること

2歳までは赤ちゃん扱い

3歳から母親が手を抜く

 

●約束を守らせるため作ったルールを守れ!

口だけで実行しないと子供はそれを見透かすようになる

ルール通りにできなかった場合、毅然とルール通りにバツを与える

 

●子供は絶対に褒めるな!

一般的な褒め方は、軽い

子供は褒められたいのではなく母親に認められたいもの

褒めるのではなく心の中で認めればよい

子供がやったことに正当な評価をするだけ

褒めるを意識してはダメ

 

●英語を始めるのは早い方が良い

耳が良い幼児期に教えるのではなく、環境を作る

英語を自宅に連れてくればよい

英語の歌やアニメなどを流しっぱなしでもよい

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横峯吉文が考案したヨコミネ式教育法

ヨコミネ式教育法の鉄則は、子供をやる気にさせる環境作り

 

・登園後 かけっこでは順位をつける

現在、保育園や幼稚園は順位付けを避ける傾向にある

ヨコミネ式では3歳児から5歳児までを一緒に走らせている

年齢ごとにスタート地点を変えてハンデを設けている

差がつきすぎると子供はあきらめてしまう

ゴールで接戦状態にもっていくことで競争心が芽生える

 

・文字は「あ」から教えない

ヨコミネ式では「あ」や「む」などの難しい文字は最後に教える

 

・4歳児全員が絶対音感に

3歳児から音楽の時間がスタート

アイマスクをつけ先生の弾く音を覚えさせる

継続すると子供の脳に音階がインプットされる

 

●ヨコミネ式教育法の進化

1、3歳児から小学1年生の国語の教科書読み

以前、3歳児には文字数の少ない簡単な絵本を読ませていたが、

現在、小学1年生の国語の教科書を読ませている

そうすることで、より本が大好きな子に導いていく

ひらがながスラスラ読めると飽きがくる

当然、子供は漢字を欲しがり、求めてくる

5歳児になると小学3年生の国語の教科書を読むように

 

2、4歳で全員が逆立ちで歩く

以前は、5歳児で逆立ち歩きをマスターしていたが、

幼児期に腕の怪我が多いことに気付き、

腕を鍛えるために3歳から壁逆立ちをスタートさせた

すると4歳になると全員が逆立ち歩きをマスター

 

3、4歳からそろばんを習わせる

以前は小学生からそろばんをやらせていたが、

現在は4歳からそろばんを始めている

級を取得する喜びが意欲向上につながる

小さな成功体験により生活態度がしっかりし時間管理ができるように

(620)

進学コンサルタント:沖山賢吾が教える

●勉強嫌いな子供のやる気を上げる方法

 

○宿題をしない子供には「教えてあげようか?」と言う

子供の性格にもよるが、ちょっと上から目線で言ってあげると、

反発して自分でやり始める子供が多い

 

○理科や社会が苦手な子供のやる気を上げるには、

地域のイベントに参加させる

図書館などのチラシをチェックし、子供の好奇心を引くイベントを参加させる

 

○国語が苦手な子供のやる気を上げるには、

算数の文章題をやらせる

国語が苦手な子供に国語をやらせても苦手で嫌いなので力が入らない

算数を使いながら「なぜ?」の問いに答える国語の訓練にもなる

 

○読書嫌いな子供を読書するようにするには、

親のオススメのマンガを家に置く

マンガでもいいのでまずは活字に触れることが大事

 

●子供の成績を下げてしまう親の一言「やらないと後悔するよ」

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塾講師時代は、東大に5年で50人

進学コンサルタント:沖山賢吾が教える

●夏休みの間にわが子の成績を上げる5つの方法

子供は勉強法を知らないまま勉強している

きちんとした勉強法を教えてあげれば

成績はいくらでも上げることが可能

 

●教科書は寝る前に黙読

一番内容を忘れている夜に思い出すのが効果的

時間のかからないように学んだ部分だけ黙読

2回、3回、繰り返せば脳に記憶として残りやすい

特に暗記形の理科、社会には有効

 

●消しゴムは使わない

消している時間がもったいない

間違いを消すと記録が無くなり、指導者も困惑する

子供も間違いを残すことで分からないところがはっきりする

消しゴムを使うのは、提出物に限る

夏休みの読書感想文などで評価を下げないため

 

●物音がする環境で勉強

静かな環境でしか勉強できない子は、勉強できない子

テストなどの本番環境では周りで音がする環境

周りの音に左右されないように慣れることが大切

 

●蛍光ペンは細い方を使う

色を多く塗るのは塗っていないのと同じ

例えば、分からなかった箇所は下に線を引き、

また分からなかったら1本目の上に2本目を塗る

分からなかった回数が多いほど太くなる

太さが変わり、分からないものがはっきりする

 

●問題集は1ページ5分以内で

一度目はテンポよくやり、最初から数回やり直すのがよい

問題集の見開きを真面目にやると30分ほどかかる

1日1時間やったとして問題集1冊を終えるのに30日かかってしまう

それよりも30分かかるのを10分で終わらせて、

30日の間に3回やった子供の方が記憶に残りやすい

時間を優先させ、質よりも量を

(286)

東大生、2015準ミス日本:秋山果穂さんの勉強法

●頭の中で自分に教える勉強法

理解することとアウトプットできることは違う

 

○学習方法による定着率(忘れにくさ)を示したものによると

講義:5%、読書:10%、視聴覚:20%、

実演:30%、討論:50%

体験:70%、他人に教える:90%

 

他人に自分が理解したことを教える事が、最も記憶し忘れにくい

都合よく他人に教える機会はないので、

自分の中で自分に教えられるか確認する

 

林修は、授業で勉強はできない

授業とは情報が来るだけの仕入れ

情報を仕入れた後が勉強の始まり

たくさん情報を受け取るためには、

たくさん準備をして授業に出る必要がある

準備してきた上で、どの情報が自分に使えるか?取捨選択するのが授業

(813)

●考える力を身に付けるには?

林修によると、

覚える事はそれほど楽しいことではないが、考える事は楽しいこと

しかし考えるためには色々な情報を頭の中に入れておかなければいけない

考える楽しさは、小さいうちから親が教えてあげなくてはいけない

 

考える作業は3つしかない

1、類比→何かと何かが似ていると比較する

2、対比→何かと何かの反対を比較する

3、因果→こういう事が原因でこういう結果が起きた

これを小さなうちから教えると考える事が好きになる

 

例えば、子供と動物園に行った

すると子供が「あのゴリラ お母さんにそっくりだね」と言ったとする

「何バカなこと言ってるの!」ではなく、

いま我が子は類比しているなぁ、と思い、

「どこが似ているの?」と聞く。

子供はジーっと観察し「唇が似ている。ウロウロしている所が似ている」

褒めるのは、このタイミング

思考は習慣であり訓練

(238)

偏差値90超えの東大生の勉強法

 

●勉強をやる気になる方法とは?

 

東大生:山岸拓眞さんによると

○勉強は“人生の大きなプロジェクトの1つ”だと考える

 

勉強のやる気が起きないのは、

何をすればいいのか分からない時が多い

 

そんな時は、自分な何のために勉強しているのか?を考える

 

丸暗記が苦手な山岸さんは、

覚えたうえで次に何ができるか?を考えるという

(373)

横峯吉文が考案したヨコミネ式教育法

 

●子供をやる気にさせる魔法のスイッチ

横峯吉文が経営する たちばな保育園(鹿児島県)

ここの園児たちは運動能力、学習能力共に全国平均値よりも優れている

子供をやる気にさせるために利用できる子供独特の特徴を活用

やる気のスイッチが入ると子供達は天賦の才能をフルに発揮する

 

1、子供は競争が大好き

この保育園で毎日行われるかけっこでは、

先生がはっきりと順位をつける

 

2、子供は真似をしたがる

 

3、子供はちょっと難しい事が好き

 

4、子供は認められたがる

 

「ヨコミネ式」95音表

一、|、十、二、エ、ノ、イ、テ、ナ、ハ、フ、ラ、ヲ、リ、サ、ヘ、ト、コ、ヨ、レ、ル、ホ、オ、カ、メ、ワ、ウ、ス、ユ、ロ、ミ、ク、タ、ヌ、マ、ア、ヤ、セ、ヒ、モ、ケ、ム、キ、チ、ソ、ン、シ、へ、り、く、つ、し、い、こ、に、た、け、も、う、て、と、ち、ろ、る、ら、か、の、ひ、せ、さ、き、よ、ま、は、ほ、わ、れ、ね、め、ぬ、す、み、や、そ、な、お、ゆ、を、ふ、え、ん、あ、む

 

日本語の50音は「あ」から始まり、普通の子供は「あ」から練習するが、

実は「あ」と云う文字は難易度が高い

ヨコミネ式は簡単な「一」の棒から始めて画数が多かったり、

曲線の多い文字は後回し、少しずつ難易度を上げていく

 

●子供のために親がやってはいけないこと

 

・子供に読み聞かせをしてはいけない

4歳ぐらいになったら本が読める

親が読み聞かせするのではなく、

子供が親に読み聞かせをするようにさせる

その後、子供にその本の内容について質問をする

これを繰り返すことで子供は本を考えて読むようになる

 

・子供に補助をしてはいけない

怪我をしそうな時に補助をすると何が悪かったのか、

学ぶ機会を奪う事になる

失敗し怪我をして子供達は学んでいくと横峯氏は云う

 

●YY塾

ヨコミネ式を実践するために横峯氏がプロデュースした塾

・YY塾 五反田校:東京都品川区西五反田2-10-3 キャラリハイム地下1階

・YY塾 たまプラーザ校:神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-21-1 キングビル1階

・YY塾 三郷校:埼玉県三郷市三郷1-3-1 ワオシティ三郷2階

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