お茶の水大学:耳塚寛明 教授によると
小さい頃、絵本の読み聞かせをしていた家庭の子は、
学力テストでの点数が高いことが判明した
それは国語の成績だけではなく、算数の成績も高かった
●絵本の読み聞かせをしていた子は、国語だけでなく算数の学力も向上する
絵本の読み聞かせをしていた子は、
文章の理解力が高まり、算数の出題意図を把握して
問題を解くことができるため正解率が上がったと考えられる
(498)
お茶の水大学:耳塚寛明 教授によると
小さい頃、絵本の読み聞かせをしていた家庭の子は、
学力テストでの点数が高いことが判明した
それは国語の成績だけではなく、算数の成績も高かった
●絵本の読み聞かせをしていた子は、国語だけでなく算数の学力も向上する
絵本の読み聞かせをしていた子は、
文章の理解力が高まり、算数の出題意図を把握して
問題を解くことができるため正解率が上がったと考えられる
(498)
慶応義塾大学:中室牧子 教授による
4万5000人を対象にしたデータ研究から導き出す
子供が良い点を取ってきた時にかける一言には、
学力の上がる最良の褒め言葉がある
●テストで100点を取った時は、「頭がイイね」よりも「よく頑張ったね」と言った方が成績が上がる
「頭がイイね」「よく頑張ったね」は、両方とも褒め言葉だが、
それがどのように影響するかは微妙に違う
「頭がイイね」は、子供の能力を褒めている
一方、「よく頑張ったね」は、子供の努力を褒めている
小学生の対象に行った実験で、子供たちを2つのグループに分け、
良い成績をとったら1つのグループは「頭がイイね」と褒め、
もう一つのグループは「よく頑張ったね」と努力を褒めた
元々の能力を褒めると、子供たちは
徐々に意欲を失って成績が低下することが分かった
●悪い点を取ってきた時に絶対に言ってはいけない言葉
「女子は数学が苦手だからできなくてもしょうがないよ」
といった慰め方をしては絶対にいけない
先入観や思い込みから発せられた言葉が刷り込まれ、
子供の学力が下がるという研究結果が出ている
(265)
慶応義塾大学:中室牧子 教授による
4万5000人を対象にしたデータ研究から
父親が子供の勉強にどう関われば良いか、が分かる
母親の関わり方で子供の勉強時間がどれだけ伸びるかを調べた
母親の場合、勉強する時間を決めて守らせる が一番 効果的だった
父親の場合、どんな関わり方で子供の学習に、
どんな影響があるのかを調べると
勉強を横について見ている が最も効果的であることが分かった
●父親の役割は決して小さくない
子供の成績をあげるためには、父親が隣で見守るのが効果的
さらに父親だけでなく祖父、塾の先生が、
子供にどう関わると学力が上がるのかを調べた
すると母親と父親、子供の性別の組み合わせも大事であることが分かった
母親の場合、男子よりも女子の方が効果が高くなっている
父親の場合、女子よりも男子の方が効果が高くなっている
●男子は父親の習慣や考え方を継承しやすく、女子は母親の習慣や考え方を継承しやすい
教育現場でも、苦手教科があった場合、
男子は男性の先生に、女子は女性の先生に付くと
苦手強化の克服ができるという研究結果もある
(131)
●英語は落書きしながら覚えると記憶しやすい
覚えたい英語の絵をノートに描きながら単語を発する記憶法
脳科学者:川村明宏と英会話講師:勝木龍が開発したInstall English
川村先生によると、人は文字情報を
記憶するとき左脳しか使っていない
絵を見るという動作が加わることで
右脳も刺激し、鮮明に記憶しやすくなる
実際に子供を対象に実験
絵を見ながら覚えた群と文字だけで覚えた群を比べたところ
絵を見ながら覚えた群は、正解率88%
文字だけで覚えた群は、正解率61%
(364)
塾講師時代は、東大に5年で50人
進学コンサルタント:沖山賢吾が教える
●夏休みの間にわが子の成績を上げる5つの方法
子供は勉強法を知らないまま勉強している
きちんとした勉強法を教えてあげれば
成績はいくらでも上げることが可能
●教科書は寝る前に黙読
一番内容を忘れている夜に思い出すのが効果的
時間のかからないように学んだ部分だけ黙読
2回、3回、繰り返せば脳に記憶として残りやすい
特に暗記形の理科、社会には有効
●消しゴムは使わない
消している時間がもったいない
間違いを消すと記録が無くなり、指導者も困惑する
子供も間違いを残すことで分からないところがはっきりする
消しゴムを使うのは、提出物に限る
夏休みの読書感想文などで評価を下げないため
●物音がする環境で勉強
静かな環境でしか勉強できない子は、勉強できない子
テストなどの本番環境では周りで音がする環境
周りの音に左右されないように慣れることが大切
●蛍光ペンは細い方を使う
色を多く塗るのは塗っていないのと同じ
例えば、分からなかった箇所は下に線を引き、
また分からなかったら1本目の上に2本目を塗る
分からなかった回数が多いほど太くなる
太さが変わり、分からないものがはっきりする
●問題集は1ページ5分以内で
一度目はテンポよくやり、最初から数回やり直すのがよい
問題集の見開きを真面目にやると30分ほどかかる
1日1時間やったとして問題集1冊を終えるのに30日かかってしまう
それよりも30分かかるのを10分で終わらせて、
30日の間に3回やった子供の方が記憶に残りやすい
時間を優先させ、質よりも量を
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