●子供の学力は、母親の学歴で決まる

【親の最終学歴と学力の関係 中3数学の正答率】

平成29年度 学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究 文部科学省

高校卒の父親:44.1%、大学卒の父親:56.5%

で差は、12.4%

高校卒の母親:43.3%、大学卒の母親:60.0%

で差は、16.7%

このデータから父親の学歴よりも母親の学歴の方が、子供の学力に関係がより深い

●頭の良さは、母親からしか遺伝しない

アメリカの研究者が下記のことが分かったと発表した

父親の遺伝子は、気分や本能を司り、

攻撃性などを制御する大脳辺縁系に受け継がれやすい

母親の遺伝子は、記憶、思考、音声、

知覚など認識機能を司る大脳皮質に受け継がれやすい

●父親は深夜帰宅、母親は専業主婦の方が、子供の学力が高い

全国学力 学習状況の調査を受けた小6と中3、12万人から抽出したデータを分析

父の帰宅時間が遅ければ遅いほど、国語と算数の正答率が高く、

専業主婦が最も、国語と算数の正答率が高かった

ある名門一貫校に通っている生徒のうち、75%が専業主婦だった

単純に深夜帰宅の父が良いのではなく、

帰りが遅くなる父親は高学歴、高収入で医師が敷く働いている可能性が高く、

教育費を捻出できる、そのことが学力向上につながっていると考えられている

 

学歴や年収が高くない世帯でも日常生活で本や新聞に親しんで、

規則正しい生活を送っている家庭の子供は、好成績の傾向が顕著である

●本が501冊以上ある家庭の子の方が、そうでない子と比べて20%以上 正答率が高い

本が501冊以上ある家庭の子は、本が10冊未満の家庭の子供と比べて、

20%以上 正答率が高い

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●親と神経衰弱する子が東大合格する

プレジデントの記者が、東大医学部に通う子の母親に

「どんな幼児教育をしたんですか?」と取材したところ、

トランプの神経衰弱の回答が多かった

 

林修によると、小学校に入るまでにしっかり遊ぶことが大切

例えば、ウルトラマンが大好きな子のために、

ウルトラマンのカードを作り、子供と一緒に神経衰弱に使ったという

その子がやりたいと思う遊びに親がどう付き合うか?

 

脳科学の研究では、大人の約8割程度までの神経機能が

6歳までに発達すると言われている

集中力や思考力の基礎も6歳までにある程度発達する

●子供の能力を培っていくために親は一生懸命協力しなくてはいけない

 

●一緒に遊ぶ時間を習慣化する

例えば夕食後2時間と決めて親が子供とトコトン遊びに付き合う

子供はしつこい

そこで2時間も付き合えば、子供に集中力のある姿を見せられる

遊びを習慣づけした後に、

それまでは遊びをしていた時間を学習の時間にスライドさせる

 

親が根気よく付き合わないで子供に集中力ある子になるのは無理がある

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中川純一郎さんの『小中学校の友人なんてクソみたいなもの』を林修先生が解説してくれた

 

●小中学校の友人は、大人になると会わない

友人関係の悩みで不登校になる、自殺する、

その友人は、大人になったら1年に1回も合わないような人たち

小学校、中学校、高校、大学、社会人、

定年後と様々な環境で別の人たちが登場する

それを子供自身は気付きにくい

 

社会人になると友人に割く時間は限られ、家族や職場の人と密接な関係になる

 

●本当に大切な人だけ 大切にすれば、きっと幸せになる

悪夢に出てくるようないじめっ子…

決して自分の人生にとって大切な人ではない

その人との友人関係は壊れてもいい

もし今、人間関係で苦しんでいる子供がいるならば伝えてほしい

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本田真凛は、1回踊れば振り付けを覚えるという

本田望結は、2歳で漢詩を暗唱した

●1日数分のカード遊びで記憶力アップ

カードの図柄の読み上げ、次に何の図柄が出てくるかを覚えさせる

1回目は、カードの図柄を高速で読み上げる

2回目に、ゆっくりとおさらい

すると3回目には、次のカードが何かを覚えている

 

視覚的イメージが、記憶しやすい

図柄と図柄を関連付けて覚えるのが重要

このトレーニングをすることで記憶力アップにつながる

3歳から始めれば50枚ほどのカードなら一度で覚えてしまう

 

本田真凛は、普段から大きな試合会場をイメージし、

まったく別の場所に変えて練習している

●偉人の紙芝居で想像力アップ

動画と違って、絵を見ながら先生の話を聞きながら

自分で想像しなければいけないので集中力と想像力アップにつながる

対象年齢よりちょっと難しい絵本を読み聞かせても同じ効果が期待できる

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●ながらスマホは、子供をダメにする

雑誌が東大生179人に自身の小学生時代に関するアンケート実施

その結果、子供の学力を伸ばすたった一つの親の習慣が判明

それは「子供の話を聞く」

実に東大生の親の90%が習慣化していた 子供の話を聞くのは当たり前だが、

それを邪魔しているのが、ながらスマホ 2017年4月、南カルフォルニア大学とNPOが日本で調査

親が自分の事よりもスマホを大切にしている

と感じる事あると答えた子供が20%もいた

 

林修先生が幼少期に学力を伸ばした鍵は、

祖父母がかけてくれた言葉にあるという

●話終わりに「それでどうなるの?」

子供は全身に力を入れて思いっきり喋る

話終わりに「それでどうなるの?」と次を聞いてくれると、また考えて喋る

●「どうしてだと思う?」

「なんで?なんで?」の質問する時期に

「どうしてだと思う?」と聞き返してくれることで、また考える

考える材料を本屋に買いに行き、一緒に調べてくれる

●「やっぱり修は天才だ」

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教育にかけたお金に対する将来の見返りが、

子供の年齢が上がるにつれ減少する

 

シカゴ大学が40年にも渡り、追跡調査した結果、

質の高い幼児教育を受けた人ほど、

将来の収入が高いことが明らかになった

 

●最も必要な幼児教育は、やり抜く力を育むこと

自制心、物事をやり抜く力、コミュニケーション能力な

生きる力を身につける幼児教育をさせるべき

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英語を話せる親ほど幼児期の英語教育に否定的

幼時から英語教育をさせる親は、英語ができない人が多い

 

林修によると、語学はアプリ

アプリを動かすスペックを上げておけばアプリが簡単に入る頭になる

 

言語には、思考の言語と伝達の言語がある

思考まで英語で行うわけではない

日本語で考えたものを話すとすれば、

思考がしっかりしていなければ伝達ができない

 

英語を話すことが目的か?英語で話すことが目的か?

英語で話すのであれば、大切なのは内容

英語を話すだけであれば通訳

通訳は、AIで代行できる時代がすぐ目の前

 

幼児期に英語で話せる思考力を培っておけば英語というアプリは入る

幼児期という限られた期間内で英語教育の優先順位は低い

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●色んな問題を解くよりも同じ問題を繰り返しといた方が、学習効果が高い

同じことを繰り返した方が、後の成績が良くなることが分かっている

学習は繰り返しによる記憶なので

同じ問題を翌日、1週間後、1か月後など定期的に繰り返すことが効果的

 

●成績がアップする朝食は、パン+果物よりもご飯+おかず

2万人以上の子供を対象に、朝食のパン派とご飯派を比較調査

ご飯派の方が発達が良いことが分かった

主食とおかずを一緒に食べることが理由として考えられている

 

なので おにぎりしか食べていない子は、

朝食を食べていない子とほぼ同じ結果になった

 

東京大学の報告によると

●午前中の方が長期記憶の効率が高まる

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●ハーバード大学に現役合格した廣津留すみれさんは、学校の宿題を全て答えを丸写ししていた

 

母親が考えた勉強法で、小学校から高校3年生までに

出された宿題の答えを全て丸写ししていた

 

問題を解く時間をカットして、

なぜその答えになるのかの理解を優先させた

 

2回目に見返すときは、参考書のように使える

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●天才アスリートを育てる年齢

 

・プレゴールデンエイジ(5~8歳)

この時期に、体を動かす楽しみを知ることで、

その後の技術上達につながる

 

清宮幸太郎は、この時期に水泳、陸上、

テニス、ラグビーなど様々なスポーツをした

 

・ゴールデンエイジ(9~12歳)

この時期は神経系が著しく発達し、技術や才能が開花する

 

技術や才能が開花する準備がプレゴールデンエイジ

様々なスポーツをすることで身体バランスのトレーニングとなる

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