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東京大学理科二類に合格した三谷怜司

そんな東大生を育てた母親:三谷有里の教育法

都内のマンション11階、3LDKで家賃20万円の自宅

 

・集中力を高めるため部屋は、白に統一

リビング、勉強部屋もすべて白

 

・洋書を読む

勉強部屋にある本棚には、ハリー・ポッターなどの洋書が並んでいる

 

・イマージョン教育

シャワーのように第二言語(英語)を浴びることで言語が習得できる

英語を授業で学ぶのではなく体操や水泳などを楽しみながら

自然んと英語に慣れさせる教育

無意識で身につくので、根性で頑張る必要が無い

 

・母親自ら率先して英語を学び、幼少から教えてきた

 

そんな教育を受けた怜司君は中学1年生で英検一級を取得

 

・習い事をきっかけに能力を引き出す

他にも東大の6割がやっている水泳、そろばん(小学2~3年)、将棋(小学4~6年)、ピアノ(小学5~6年)、プログラミング言語(高校1年)の習い事をさせて来た

 

・東大受験に最も役に立った習い事が、折り紙

折り紙で使われているテクニックは、数学につながる

折り鶴を元の形に戻して、谷折り 山折りをプログラミングすればPC上でも折り鶴が再現できる

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●2人に1人が東大に合格する鉄緑会の実態

教育ジャーナリスト:おおたとしまさ によると

1983年に現役東大生と卒業生が設立

医学部の同窓会:鉄門倶楽部と

法学部の自治組織:緑会が名の由来

東大の医学部と法学部を目指すための塾

できる子とできない子が同じ教育はおかしい

できる子にはできる子の教育があるべき、

というポリシーで始まった

 

●実績

2015年、東大医学部の定員100人中、62人合格

鉄緑会の生徒850人のうち375人が東大に合格している

9割が、東大、京大、国公立医、慶應医に合格

 

●比較

他の塾では、ベテランの講師が教えるが、

鉄緑会は現役東大生が講師をすることも

勉強のバランスなど教えられることは、幅広い

実際に受かった現役東大生なので

リスペクトしやすく、言葉が受け入れられる

数学と英語だけであれば月謝は、

3万前後、値段も他の塾と変わらない

ちなみに現役東大生講師の時給は、8000円

 

●進学校の吹きこぼれ(⇔落ちこぼれ)の集まり

進学校の上位に位置する成績で、

学校じゃ物足りないと感じる吹きこぼれが集う

難関の入塾試験

筑波大付属駒場や開成など13の指定校の生徒は、

中1の春の時点で試験なしで入塾できる特権がある

 

●授業

試験当日に風邪をひいても合格できる学力をつける

通常 中学3年間で覚えるカリキュラムを中学1年生で終わらせる

通常 高校3年間で覚えるカリキュラムを中学3年生までに終わらせる

高校の3年間は、全て東大対策に費やす

スピードが速いので宿題の量も半端ない

こなせずにドロップアウトする生徒も少なくない

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ノーベル物理学賞を受賞した東京大学:梶田隆章

 

・のんびりおっとりとした性格

幼稚園の時、給食の時間、幼児は数種類から好きなパンを選ぶ

子供たちに人気のパンは先に取られ、梶田少年はいつも残り物のコッペパン

運動も苦手だった梶田少年は徒競走では、いつも最下位だったが、

 

●子供を否定しない

親は叱ったり、プレッシャーをかけることはしなかった

・博士に憧れた息子を否定しない

鉄腕アトムを観ていると突然

「おじいちゃんの博士になってもいいですか?」「ん?」

「博士になってもいいですか?」

息子の言葉に疑問を感じながらも「あぁいいですよ」

「じゃあ たくさん勉強しないといけないですね」

 

●家族でも常に敬語を使う

家庭内で雑な会話していると人様に対しても雑な言葉を発してしまう

 

●先生の話をよく聞く

さらに父親は梶田少年が小学校に上がる時にある約束をした

「学校に行ったら先生の言うことはちゃんと聞きなさい。聞き逃してはいけません」

すると家庭訪問の日、先生から

「隆章くん 授業中じーっと見てるんです…」「はっ?」「私のことを」

先生の話を聞き逃さまいと梶田少年は食い入るように、

父との約束をただひたすら守った

「私の方が気が抜けなくて疲れてしまうんです」

 

●英語を習っていた

勉強には口うるさくなった両親だったが、唯一、英語を習わせていた

 

その後、梶田は師と仰ぐノーベル物理学賞受賞した小柴昌俊 教授の下で

ノーベル物理学賞の受賞に至る

「別に役に立たなくてもいいから興味があれば研究していいんだよ」

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息子3人を東大理Ⅲに合格させた母親:佐藤亮子の幼児教育法

勉強好きになるために6歳までに家庭でやるべきこと

 

●鉛筆の持ち方は必ず修正する

道具を正しく使えなければ努力が無駄になる

筆圧が強いと書くスピードが遅い

スラスラと書けないと点数に影響する

 

●散歩では植物辞典を持ち歩く

例えば、テストに出る「ねこじゃらし」の正しい名称が分からない

正しく知識を覚えさせる

子供が興味を示したときに詳しく教えると知識欲につながる

 

●パズルで集中力と達成感を覚えさせる

同じパズルでもタイムを計り、さらに集中力を高める

必ず最後までやらせて成功体験も経験させる

パズルで得た達成感は、受験にも役立つ

 

●絵本を1万冊 読み聞かせる

読み聞かせで句読点、て に を は が頭に入る

自分の考えを主語、述語を使って話せるようになる

 

●子育ての責任は、全て母が負う

物事の責任を分けると、責任も擦り付けるもの

受験は子供と二人三脚、夫婦どちらかが密な関係を作る

夫はマイナスな言葉を口出してはいけない

 

●おもちゃの片付けをさせるのはNG

子供はおもちゃを広げて、空想の中で遊ぶもの

イチイチ片付けさせると空想から現実に引き戻され、

好奇心の芽を摘んでしまう

片付けを意識すると、こじんまりと遊ぶようになってしまう

片付けは母親がすればいい

大きくなれば片付けないと不便なので、自分でするようになる

 

●家の手伝いをさせるのはNG

家の手伝いは、いつでもできる

子供が子供のうちにできることを集中させてやらせたい

家事は東大に合格してから1週間でみっちり仕込んだ

 

●受験に恋愛は無駄で炎上した件

恋愛は人生にとって大事なこと

高校3年生の受験生に恋愛を使うのは無駄

恋愛する相手はそのうち逃げるけど人生を決める大学は逃げない

高校3年生の受験生にどちらが大事か?

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学校に馴染めない子供たちを排除し不登校にさせるのではなく

そのままでも子供たちにスゴイ才能がある

それを潰さずに育てていくプロジェクト

 

●秘めた能力を潰さず活かす東大異才発掘プロジェクト:ROCKET(ロケット)

東京大学先端科学技術研究センター:中邑賢龍 教授

障がい者、学校に馴染めない子供15名が参加

才能ある子供たちを東大に呼び、授業を行う

タブレットを使い、オンラインで子供たちとディスカッション

 

特徴は、教科書がないこと

教科書があると、それに頼ってしまう

教科書を無くすことで新しい発見ができる

 

さらに時間制限がないこと

時間制限をなくすことで子供たちが自由に自分の考えを発揮できる

 

「小学校や中学校の教育は非常に素晴らしいものだと思っている。しかし排除された子供たちが潰されず自分の能力を発揮しながら生きていける社会ができたら、もっと世の中が楽しく元気な社会になると思う」

 

●プロ顔負けの繊細な絵を1日100枚以上も描く濱口瑛士くん

その才能が認められ個展を開いたり本も出版した

休みの日は、朝8時から夜10時まで描き続け、

多い日には1日100枚以上描くことも

筋肉、視覚、聴覚に問題がないのに、ボールが蹴れない、

字を書くことができない、小学3年生の時に書字の学習障害が発覚

それは学年が上がるごとにイジメがエスカレートし学校生活にも影響が起きた

「発想が消えるまでずっと絵を描き続けることが、一番イジメてきた人たちを見返したことになると思う」と語った

濱口くんは空間認識能力が、ずば抜けて高い

一枚の写真を見ただけで見えない部分まで想像して、あらゆる角度から絵が描ける

・さらに3歳の時に、家にある絵本の内容をすべて覚えて母親を驚かせた

母親は濱口くんが小さい頃、多い日で

一晩100羽以上も絵本を読み聞かせていた

その数、およそ900話、それを3歳で全て覚えていた

 

中邑賢龍 教授は、小学校6年間 友達が1人もできなく両親も悩んでいた

「これだけやってできないのだから無理するのやめましょう。彼の才能を伸ばすことで理解してくれる仲間が見つかる」とアドバイスした

 

●学者も驚くほどの物理化学の知識を有する野中宏太郎くん

想定外のことには戸惑ってしまうアスペルガー症候群と診断された

彼は物理化学において大学生に勝るとも劣らない知識量を有している

さらに現在、義足や義手に興味を持っている

「義足は何をやってもよい。それこそ健常者を超えてもよい。そうなってくると障がいは障がいではなくなる」

中学2年生とは思えない知識と着眼点

アスペルガー症候群の他にも母親の顔が認識できない相貌失認と診断

学校の先生も学校で会う時は先生と認識できるが、

学校以外の場所だったり髪型が違うと認識できない

人の顔を覚えるのは苦手でも本の内容を理解 記憶する能力は高い

・野中くんは、人よりも言葉を覚えるのがかなり早かったという

統計によると赤ちゃんは1歳を過ぎたころから喋りだすが、

野中くんは生後8か月から喋り始めた

 

●学校に馴染めない子供の才能を伸ばすには、挑発することが大事

才能があって何かができると思っている子供なので徐々に天狗になっていく

そうなるとそこで あぐらをかいてしまう

「そうではない、プロの人たちはもっと先に行っている。まだ君たちは大したことない」

と教えることで真剣に取り組み、上達していく

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