慶応義塾大学:中室牧子 教授による
4万5000人を対象にしたデータ研究から
父親が子供の勉強にどう関われば良いか、が分かる
母親の関わり方で子供の勉強時間がどれだけ伸びるかを調べた
母親の場合、勉強する時間を決めて守らせる が一番 効果的だった
父親の場合、どんな関わり方で子供の学習に、
どんな影響があるのかを調べると
勉強を横について見ている が最も効果的であることが分かった
●父親の役割は決して小さくない
子供の成績をあげるためには、父親が隣で見守るのが効果的
さらに父親だけでなく祖父、塾の先生が、
子供にどう関わると学力が上がるのかを調べた
すると母親と父親、子供の性別の組み合わせも大事であることが分かった
母親の場合、男子よりも女子の方が効果が高くなっている
父親の場合、女子よりも男子の方が効果が高くなっている
●男子は父親の習慣や考え方を継承しやすく、女子は母親の習慣や考え方を継承しやすい
教育現場でも、苦手教科があった場合、
男子は男性の先生に、女子は女性の先生に付くと
苦手強化の克服ができるという研究結果もある
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