成績を上げる勉強法」カテゴリーアーカイブ

お茶の水大学:耳塚寛明 教授によると

小さい頃、絵本の読み聞かせをしていた家庭の子は、

学力テストでの点数が高いことが判明した

それは国語の成績だけではなく、算数の成績も高かった

 

●絵本の読み聞かせをしていた子は、国語だけでなく算数の学力も向上する

 

絵本の読み聞かせをしていた子は、

文章の理解力が高まり、算数の出題意図を把握して

問題を解くことができるため正解率が上がったと考えられる

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慶応義塾大学:中室牧子 教授による

4万5000人を対象にしたデータ研究から導き出す

 

子供が良い点を取ってきた時にかける一言には、

学力の上がる最良の褒め言葉がある

●テストで100点を取った時は、「頭がイイね」よりも「よく頑張ったね」と言った方が成績が上がる

「頭がイイね」「よく頑張ったね」は、両方とも褒め言葉だが、

それがどのように影響するかは微妙に違う

「頭がイイね」は、子供の能力を褒めている

一方、「よく頑張ったね」は、子供の努力を褒めている

 

小学生の対象に行った実験で、子供たちを2つのグループに分け、

良い成績をとったら1つのグループは「頭がイイね」と褒め、

もう一つのグループは「よく頑張ったね」と努力を褒めた

元々の能力を褒めると、子供たちは

徐々に意欲を失って成績が低下することが分かった

 

●悪い点を取ってきた時に絶対に言ってはいけない言葉

「女子は数学が苦手だからできなくてもしょうがないよ」

といった慰め方をしては絶対にいけない

先入観や思い込みから発せられた言葉が刷り込まれ、

子供の学力が下がるという研究結果が出ている

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慶応義塾大学:中室牧子 教授による

4万5000人を対象にしたデータ研究から

父親が子供の勉強にどう関われば良いか、が分かる

 

母親の関わり方で子供の勉強時間がどれだけ伸びるかを調べた

母親の場合、勉強する時間を決めて守らせる が一番 効果的だった

 

父親の場合、どんな関わり方で子供の学習に、

どんな影響があるのかを調べると

勉強を横について見ている が最も効果的であることが分かった

●父親の役割は決して小さくない

子供の成績をあげるためには、父親が隣で見守るのが効果的

 

さらに父親だけでなく祖父、塾の先生が、

子供にどう関わると学力が上がるのかを調べた

すると母親と父親、子供の性別の組み合わせも大事であることが分かった

母親の場合、男子よりも女子の方が効果が高くなっている

父親の場合、女子よりも男子の方が効果が高くなっている

●男子は父親の習慣や考え方を継承しやすく、女子は母親の習慣や考え方を継承しやすい

教育現場でも、苦手教科があった場合、

男子は男性の先生に、女子は女性の先生に付くと

苦手強化の克服ができるという研究結果もある

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●英語は落書きしながら覚えると記憶しやすい

 

覚えたい英語の絵をノートに描きながら単語を発する記憶法

 

脳科学者:川村明宏と英会話講師:勝木龍が開発したInstall English

 

川村先生によると、人は文字情報を

記憶するとき左脳しか使っていない

 

絵を見るという動作が加わることで

右脳も刺激し、鮮明に記憶しやすくなる

 

実際に子供を対象に実験

絵を見ながら覚えた群と文字だけで覚えた群を比べたところ

絵を見ながら覚えた群は、正解率88%

文字だけで覚えた群は、正解率61%

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塾講師時代は、東大に5年で50人

進学コンサルタント:沖山賢吾が教える

●夏休みの間にわが子の成績を上げる5つの方法

子供は勉強法を知らないまま勉強している

きちんとした勉強法を教えてあげれば

成績はいくらでも上げることが可能

 

●教科書は寝る前に黙読

一番内容を忘れている夜に思い出すのが効果的

時間のかからないように学んだ部分だけ黙読

2回、3回、繰り返せば脳に記憶として残りやすい

特に暗記形の理科、社会には有効

 

●消しゴムは使わない

消している時間がもったいない

間違いを消すと記録が無くなり、指導者も困惑する

子供も間違いを残すことで分からないところがはっきりする

消しゴムを使うのは、提出物に限る

夏休みの読書感想文などで評価を下げないため

 

●物音がする環境で勉強

静かな環境でしか勉強できない子は、勉強できない子

テストなどの本番環境では周りで音がする環境

周りの音に左右されないように慣れることが大切

 

●蛍光ペンは細い方を使う

色を多く塗るのは塗っていないのと同じ

例えば、分からなかった箇所は下に線を引き、

また分からなかったら1本目の上に2本目を塗る

分からなかった回数が多いほど太くなる

太さが変わり、分からないものがはっきりする

 

●問題集は1ページ5分以内で

一度目はテンポよくやり、最初から数回やり直すのがよい

問題集の見開きを真面目にやると30分ほどかかる

1日1時間やったとして問題集1冊を終えるのに30日かかってしまう

それよりも30分かかるのを10分で終わらせて、

30日の間に3回やった子供の方が記憶に残りやすい

時間を優先させ、質よりも量を

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