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慶応義塾大学 教育経済学者:中室牧子によると

●あなたが、どの大学を卒業しても将来の収入には影響ない

安定した収入のため、少しでも偏差値の高い大学に

行くことが昔から当然のように言われてきたが、

どの大学に行っても収入は変わらないという

 

2500組の双子を調査

外見、家庭環境、能力がほとんど同じ2人が別の大学に行き、

その後の収入を比べた結果、ほとんど差がなかった

 

ある人間が東大を卒業しても、

その人間が東大を落ちて他大学に入ったとしても収入に差はない

 

重要なのは、卒業した後

どの大学を卒業したかは、本人の能力が同じなら大きな差はない

 

●大学別 年収ランキング

1位:東京大学:729万円

2位:一橋大学:700万円

3位:京都大学:677万円

4位:慶應義塾大学:632万円

5位:東北大学:632万円

 

このデータは、東京大学を卒業した人と

別の人が別の大学を卒業した後の年収のデータであり、

同一人物のデータではない

 

偏差値の高い大学へ行った人が収入が高くなる、と多くの人は信じている

偏差値が高い→収入が高くなるという因果関係

しかし必ずしもそうではない可能性がある

もともと収入が高くなる潜在能力が高い人が、

偏差値が高い大学へ行っているだけの可能性が考えられる

同時に起こってはいるが、原因と結果が明らかでない場合、相関関係という

 

収入に関する自己管理能力や忍耐力は、受験勉強で培われる

 

受験でベストを尽くした後、どの大学へ行くかは収入には影響しないだけ

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●ゲーム時間を減らしても勉強時間は増えない

・テレビゲームをする時間と国語の平均正答率(小学生)

ゲームをしない:71.0% ゲームを1時間未満する:70.3%

ゲーム時間を減らしても勉強時間は増えない、というデータもある

 

●2時間以上ゲームをすると成績が下がる

1日のゲーム時間が2時間を超えてくると

61.6%と平均正答率が減少する

時間を区切ってやれるかという自己管理能力があれば問題ない

 

林修によると、僕の時代にはゲームが無かった

その代わりに麻雀をやりまくった

肯定否定はあると思うが、麻雀が人生に凄く役に立ったんです

理屈では語れない物事の流れ、

ここは我慢だ、ここは勝負だ、この勝負勘は麻雀で培われた

 

実際、ゲームをやっている子は増えている

その一方で読んでいる本の量は、減っている

優秀な生徒は、やっぱり本を読んでいる

有限の時間を配分しなければいけない時期に、

勉強の時間はある程度確保できたとしても

読書の時間を削るんじゃないのかな?

僕は読書から得たモノが大きいという思いがあるので

「もったいない」という思いで見ている

 

●親が本を読んでいる姿を見せると子供はマネして読む

新潟大学と一橋大学の共同研究

中学のテストで成績が良かった子と

良くなかった子の違いを調べると

家に本が多いかどうかが決定的な要因

・中学2年生 理科の平均点

家にある本が、200冊以上:590.4点

家にある本が、200冊以下:550.9点

「僕は同じ本を何回も読む。その方がより完璧に1冊が頭に入る」

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